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Rock n' Roll Diet

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私的R.E.M.論

第3回 "GREEN" [1989]
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1. Pop Song 89
2. Get Up
3. You Are the Everything
4. Stand
5. World Leader Pretend
6. Wrong Child
7. Orange Crush
8. Turn You Inside-Out
9. Hairshirt
10. I Remember California
11.



今日は時間をおもいっきりさかのぼってみて、1989年の作品「GREEN」についてです。

長年在籍してきた地元アセンズのインディーレーベルIRSから離脱、本作が初のメジャーリリース作。

このアルバムを初めて聴いたのが確か93~94年頃。
残念ながらリアルタイムでは間に合わなかったのですが、それまでの愛聴盤であった「OUT OF TIME」や「AUTOMATIC~」との音の違いに結構驚いた記憶があります。

今聴いてもても驚くほどポップでコンパクトな造りを持つ曲が多いです。
なんといってもピーター・バックのギターがかっこいい!
この作品をベストに挙げるファンも多いみたい。僕もほんといいアルバムだと思います。

(ここで回想)
90年代中頃にインディー / オルタナティヴロックに夢中だった人の例に漏れず、僕も80年代ロックを(特にこれといった理由もなく)毛嫌いしていたのですが、IRS時代のR.E.M.の諸作を買い揃えるうちに80年代の音楽、特にポストパンクと呼ばれるものも結構聴くようになった。
この時期のR.E.M.に大きな影響を与えていたという事を何かの雑誌で知り、ちょうどこの「GREEN」をよく聴いていた頃に
Gang of fourの"Entertainment!"も買いに走ったりもしましたよ。
Flying lizardsやTalking headsなんかも気に入ってよく聴いてました。
(回想終了)

1.4. あたりなんかはR.E.M.の一つの特徴である、皮肉とユーモアが入り混ざった独特な歌詞のセンスが分かりやすい形で現れています。
特に1.はタイトルと歌詞の絡みがほんとうに痛快な曲。最高だと思いますね。

それともう一つ、唯一ブックレットに掲載されている
5. World Leader Pretend の歌詞について。
ティム・オブライエン著作「ニュークリア・エイジ」的とも言える特殊な世界観。
この奇妙に歪んだ(しかし美しい)感覚こそが次作「OUT OF TIME」への布石、あるいはヒントになったのでは?そんな気がします。

1.4.5. に並んで 3. You Are the Everything と 11.の無題曲も好きです。

最後に一つ付け加えておくならば、マイケル・スタイプの頭髪問題がこのあたりから危機的状況を迎えます。それはまた別の話ですが。

次回は「AUTOMATIC FOR THE PEOPLE」編です。
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by nishi_y | 2005-02-24 23:20 | R.E.M.来日に寄せて
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