実家には何故かスピッツのアルバムが全部コンプリートされています。
だから、いたる所にスピッツのCDがあるわけで(車の後部座席にスピッツ、リビングにスピッツ、母親の鼻歌もスピッツ)、そうなってくると、必然的にスピッツの曲を日常的に耳にする事になります。ちょっとしたスピッツ博士です。
今日は「スーベニア」ってアルバムをずっと聴いてました。
ベテランならではの意地やガッツを感じさせるような、とても力強いアルバムです。
感動してしまった、と言ってしまってもいいかもしれません。
そんな時に、たまたま読んだ雑誌に載ってた甲本ヒロトの古いインタビュー記事。
細かい部分までは覚えていないけど、たしかこんな話。
「ロックンロールとは、決してハングリーな音楽などではなく、本当に腹が減っているのならば、音楽なんてやらないよ。食うに困らないお金持ちの人達が暇つぶしに向けた無駄なエネルギーの蓄積こそが、ロックンロールなんだ。」
なるほどなー、などと深く感じ入ったのでありました。
スピッツはロックだ。スピッツこそがロックの王様だ。