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Rock n' Roll Diet

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グラム・パーソンズについて

c0052892_22115565.jpgK_HIKOさんのこのエントリを見てから何となく気になってた今月のロッキンオン。思わず買ってきてしまった。ボビー・ギレスピーがグラム・パーソンズのこのジャケットをクシャクシャの笑顔で掲げている写真がとても印象的。


何年か前、バーズを聴く事が流行っていた時代ってありましたね。僕は当時、後期バーズ含め「カントリーロック」とゆうものがどうも苦手で。それは単純に、カントリーなんてダサイなと。保守的だなと。
(今だから言えるけど、グラムが仕切ったバーズのアルバム「ロデオの恋人」なんて本当に大嫌いだった。最悪だと思ってた。皆があれを褒める理由が全然分からなかった。)

でもいまは分かる。カントリーってのは、当時の白人にとってはある種のソウル・ミュージックだったんだって事なのだと思う。ロックよりも、もっと土着的で生活臭のする音楽。多分、黒人にとってのサム・クックやオーティス・レディングがそうだったように。

グラム・パーソンズのこの "GRIEVOUS ANGEL" という作品は、ただただ、シンプルに美しい。深みと温かさが同居している。ささやかだけど、とても普遍的な響き方をする音。
こうゆう音楽には、時代や人種なんて関係なくノックアウトされてしまうな。理屈なんかじゃなく、とにかく参ってしまう。

ベストトラックは "$1000 WEDDING" かな。ボビーのお気に入りは"IN MY HOUR OF DARKNESS"なんだそう。なんとなく「らしい」話だ。

関係ないけど、スワスティカ・アイズとかでガツガツ踊っているような最近のプライマル・キッズ達は、このアルバムを聴いて何を思うんでしょう。間違いなくズッコケるだろうな。
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by nishi_y | 2005-10-17 22:13 | MUSIC
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